両親の他界後、ニート兄(40)
を置いて実家から逃げた!
10数年後、実家の様子を
見に行ったらトンデモないことに…。
両親の他界後、ニート兄(40)を置いて実家から逃げた①
母がシんだ。
これで両親とも居なくなった。
葬儀では、兄がお飾りの喪主になった。
葬儀屋にいいように搾取されている兄に助言をしても、
「女が横から口挟むな」で終了。
兄は作法も何も知らず、私は恥ずかしい思いをしたが、
それもこれで最後。
「相続については全部放棄するから」と伝えると、
兄は嬉しさを噛みコロしながら、
「いや、そんな訳にもいけん。あの××(ガラクタ)とか
○○(土地。金にならん。税金かかるだけ)とか…」
「兄さんがお母さんを最期まで見たんだし、
私は受け取るべきじゃないから」と固辞したら、
「む、それもそうか」とご満悦。
兄はなーんもしてないんだから、「見てた」だけだけどね。
丸投げされた介護だったけど、必要なことはちゃんとしたし、
好きな食べ物もなるべく良い物を買ってきてあげた。
本当は旅行とかに連れて行ってあげたかったけれど、
兄にめちゃくちゃにされるから断念した。
もう母が長くないことは分かってたから、
私は介護の合間に着々と引っ越し準備。
あとは、とりあえず見つけた住み込みの仕事先まで、
バッグひとつで逃げるだけ。
ぱっと見では分からないように、